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新卒を捨てマルチに活躍するフリーランスになる話

セクハラから学んだこと・被害にあったら何をすべきか

 

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 (Photo by Akane Fumioka)

 

ちょうど1年ほど前、留学先の大学で

セクシュアル・ハラスメントの被害にあいました

 

このハラスメントから学んだこと

そして自分の経験からできるアドバイスを書き残したいと思い

この記事を書いています

 

このことから学んだことは

大きく分けて以下の5つです

 

  • 助けが必要な時は助けを求めること

ハラスメントの被害にあった直後

どうしたらいいのか全くわかりませんでした

周囲に話しても「何も変わらない」

とあきらめていた自分もありました

その後も顔をあわせる機会が何度かあり

自分一人では精神的に抱えきれなくなってしまいました

先生やアドバイザー、一番身近にいた人たちに相談し始めます

相手が同じ寮に住んでいたのが

一番大きなストレスだったので

別の寮に移ってほしい

という希望を出しました

 

大学からの調査は約2ヶ月かかりましたが

こちらからの希望を聞き入れてもらえました

自分で全部なんとかしようとせずに

助けが必要な時は周囲にきちんと伝え

適切な助けを受けるべきです

 

  • 自分を救えるのは自分しかいないこと

留学先大学の部署に話をしに行ったり

周囲の人たちに話したり

自分自身を守るために、そして前に進むために

行動できることは自分でしなければならないということ

黙ってても誰も助けてくれません

 

一つの物事に対する感じ方が人それぞれ違うように

他人が自分の感じ方を完全に理解することはありえないということ

当たり前といえば、当たり前ですが

誰かに裏切られるようなことがあった時

「誰かにわかってもらいたい」という気持ちが前に出ます

 

家族や友達とスカイプやLINEで話したりすると

私のことを心配してくれている人がいる、と

安心できるし、少しの間気が紛れます

と同時に、自分のことを理解し「行動」ことができるのは

他人ではなく自分しかいない、と心得ておくべきです

 

  • アジアとアメリカのセクハラに対する考え方の違い

まず教育機関としての対応の違いについて

大学一年生の時にもハラスメントの被害に

あったことがあります

その際大学からのケアやカウンセリングなどは

一切なく「それはあなたの責任でしょう」

とでも言うかのような対応でした

 

今回こちらの大学に話した際

時間はかかったものの

調査を中立な立場からするために

両者、また現場にいた周囲の者から

事実確認を行っていました

カウンセリングやフェミニストクラブがあるのはもちろん

被害にあった学生が一時的にそこに避難できる場所もありました

セクハラやレイプなどの被害にあった女性たちを対象に

Residency groupがありダウンタウンで活動を行っていました

 

また実際に身に起こったことを話すと

アジア人とアメリカ人のリスポンスが

全く異なることに気がつきました

アジア人に話すと「・・・」という驚きと

どう返したらいいのかわからないという

リアクションが大半でした

 

ところがアメリカ人に話すと

“I’m sorry that happened to you. Take your time to heal yourself.”

など、思いやりのある言葉をかけてくれました

“It’s not your fault.”

この言葉は一番大きかったです

 

  • Time heals all wounds.

精神的に復活するまでかなり時間を要しました

カウンセリングに行ったり

Yogaや瞑想をしてみたり

忘れるためにできることはやってみました

学内で姿を見る機会は何度もあったので

落ち着いてこのことについて話すまで

時間がかかりました

落ち込んでる時や極度のストレスが溜まっている時

人によってその解消法は様々です

私の場合、一番の薬は時間でした

 

  • 意思表示をはっきりすること

セクハラって何?と思っている方

(私もその一人でした)

“Whenever you feel sexually uncomfortable,

that’s sexual harassment.”

と現地学生がシンプルに教えてくれました

 

嫌だと思えば、NOと言う権利があります

と同時に、自分の身を守る全責任は自分自身にあります

そして守られるべきほうは被害者です

 

 

授業でとある先生が話していたことですが

「自由」または「権利」は天から舞い降りてくるものではなく

自分で戦い、掴み取るものだと

 

このプロセスを経験できたのは自分にとってすごくプラスでした

自分自身のことをあまり「女性」として考えたことがなかったのですが

この件を通じて自分の身を自分で守ることがいかに大切か実感しました

 

でももう二度と経験したくない

思い出したくもない

そして誰にも同じ経験をしてほしくない

  

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  (Photo by Akane Fumioka)

 

もしもあなたがハラスメントの被害にあったとき

心得ておくべきこと、すべきこと

 

こちらのサイトを参考にしました

ざっくりとした日本語訳と私の経験談もあわせたアドバイスです

 

Do not blame yourself. Sexual harassment is not something one brings on oneself.

Do not delay. Waiting to act in cases of sexual harassment only increases the probability that the harassing behavior will continue.

Don't wait to seek help. Being quiet about sexual harassment enables it to continue. Chances are very good that you are not the only one who has been harassed. Speaking up may prevent others from being harmed.

 

「あなたの過ちではない、自分をせめないこと

同加害者からハラスメントの被害を防ぐため、行動しましょう

助けを求めるのに待つ必要はありません

被害について周囲に話さないことは被害を長引かせる可能性があります」

 

逆に周囲の人間が知っていれば助けを求めやすいし、犯行を防げます

 

Speak up. If you can, tell the person to stop. State clearly and firmly that you want a particular behavior to cease. This is not a time to be polite or vague. Consider the possibility that the harasser may not realize that a particular behavior is offensive.

 

「もしできるならば、ハラスメントをやめるようにはっきりと明確に話してみてください。もしかしたら加害者が自身の行動が間違っていたことに気づくかもしれません。」

 

密室での会話は避けたほうがいいです

直接話すのが一番ですが、自分の精神的負担も考えて

第3者を交えて意思表示を行ったほうがいいです

また、のちに事実確認をする際、証言者がいることになります

加害者に直接話しましたが

「酔っ払っていて全く覚えていない」と言われたので

留学先大学に助けを求めることにしました

 

Get information and support. If you feel you cannot speak up, talk with one of Stanford’s resources for further help and guidance. These people can provide support and advice about Stanford's policy and procedures, and can help to resolve the problem.

  • Send a written message to the harasser. This can often succeed in stopping sexual harassment. Include a factual account of the offending behavior, describe how you felt about it, and state simply that you want that particular behavior to stop. Keep the letter polite, low-key and factual. Here's a sample message.

「もしあなたが加害者に話すことができなければ、適切なところに話をしに行って、サポートやアドバイスを受けてください。書面でのメッセージを送ってみてください。ハラスメントをやめさせるために、効果的な方法です。事実に基づき、どのような行動が不快に思ったか、どのように感じたか、そしてハラスメントをやめてほしいという意思を端的に述べてください。」

 

私は担当部署に話をしに行ったとき

「加害者・被害者との一切のコミュニケーションを禁じる」という命令が大学から出されました
各大学・各機関によって違うと思いますが、これによって精神的にだいぶ楽になりました。

 

Keep records or a journal and save any letters, e-mail, or notes you have about the situation if the harassment persists. Record dates, places, times, witnesses and the nature of the harassment—what was said when, and how you responded.

「日記や記録をつけておきましょう。ハラスメントに関するすべての手紙、メール、テキストやノートなど保存しおきましょう。日付、場所、時間、証言者となる目撃者、何が話されたか、それについてあなたがどう答えたかなど、詳細を記録しておいてください。」

 

これは調査などで事実確認が行われるとき

自分の正当性を証明する手立てになります

事実確認をする際、英語で自分の身に起こったこと詳細まで書きました

実際に残っていたテキストメッセージを

関するところだけコピーし提出しました

 

そこからはひたすら調査・事実確認が終わるのを待つのみです

あんまりにも返信やプロセスが遅ければ

メールを送るなり、部署に行って話をするなり

自分からはたらきかけましょう

黙っていても誰も何もしてくれません

自分で動きましょう

 

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 (Photo by Akane Fumioka) 

 

最後に

 

この記事が誰かにとって役に立ちますように

そして一人でも多くの人がハラスメントに関する

理解とサポートを得られますように

そして自分の身を守る手助けになりますように

 

Love and peace,